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はじめての。

『告白』 湊かなえ お気に入り度:◎◎◎
「一番好きなのは、湊かなえ」って、本好きな知人が言ってたなー。更に最近、職場の同僚から「湊かなえのドラマ面白い」と。なるほど、一度読んでみましょう。
図書館に借りに言ったらどれもこれも貸し出し中で、数冊残る本からタイトル聞いたことあった『告白』をチョイス。

中学教師でシングルマザーの女性が、クラスの生徒に語るところから始まります。
「本日で教師を辞めます。ご存じのとおり、娘を亡くしたことが理由です。娘の死は事故として処理されましたが、実際はこのクラスの生徒2人に殺されました。あえて告発はしませんが、本日二人が飲んだ牛乳にHIV感染者の血液を混入しました。発症は数年先と言われていますが…命の重さ、味わってね。じゃ、さようなら」
こんな話から始まって、事件の真相・犯人生徒2人のその後の話などが明かされていく内容。興味は惹かれてどんどん読んでしまいましたが、ゾッとする瞬間が何度もありました。最後もゾッ。
面白いっちゃー面白い。他の作品はもっと方向性が違うドロドロ感なのかもしれませんが…とりあえず今は、胎教に悪いわ!笑
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勝利のルーティーン。

『勝利のルーティーン』 西野 朗
こんな本出てたので借りてみた。
「サッカー監督の仕事をあえてひと口で言えば、確固たる「ヴィジョン」を持ち、チームの「スタイル」を構築することだ。」という一文から始まっていたこの本。まさに、西野監督の姿勢そのもので、こちらに伝わっているとおりのことを目指しておられるんやなと。この一文だけ読んで、満足して思わず本閉じそうになったけど…一応最後まで読んだ。
U-20代表監督時代~柏~ガンバ~ヴィッセル~名古屋と今までの経歴に沿って、選手やスタッフとのエピソード・その時自分が考えていたことなどを述べられていました。ある選手にこう言ったらこんな反応だった、選手からこう言われた、この選手はこういうタイプなのでストレートに注意した、この選手にはこんな言い方をした、などなど選手名も出して色々書かれてるんですが。監督業って選手スタッフ一人ひとりの心を思いやれる人じゃなければ務まらないんだなと、誰でも出来る仕事じゃないなと改めて思ったり。それか、圧倒的なカリスマ性があるかのどちらかかな。思ってみれば、20代の男性って子どもっぽい部分がある人の方が多いですよね。どう心を掴んで、気持ちを乗せて…監督の方が圧倒的に精神的に大人で、手のひらで転がせる位じゃないとダメなのかなと読んでて感じました。
当然ながらこの方も、采配など色んな失敗をして、そこから学んで成長してこられたそうで。私が勝手に思ってるのは、失敗したりクラブがうまくいかない時に周りの反応に沿って風見鶏のようにブレた対応をする監督って二流で信用できなくて、周りの反応じゃなくて自分の中の信念に沿って自分で考えた解決法でチームを導いて行ける監督が一流だと。西野監督であったり、野球やけど岡田監督は一流だよなと感じて、好きだし尊敬しています。
で、自分の信念を貫く西野さんを信じたガンバは成功して、ミキティオーナーの描く監督にならなきゃいけなかったヴィッセルはすぐに解任されちゃったんやなと。なるほどな~と。

成績が振るわずコロコロ監督を代えていると、すぐ結果を出すためには守備的な戦い方をする人が多くなるし、チームの色が出なくなる。もっと長期的に任せてくれるクラブが増えればなぁという希望も述べられていた。
確かにフロントの我慢や信頼ももっと必要で、でもすぐ結果が出ないとファンも不満に思うし、長期任せて実りある監督ばかりじゃない気もするし…。クラブに関わる全ての人がこれから徐々に成熟していくのかな、それを数十年後、自分は実感したりするのかしらと思ったのでした。

サムライブルーの料理人。

『サムライブルーの料理人 3.11後の福島から』
サッカー日本代表の海外遠征に帯同するシェフ西芳照さんの本。
時々テレビでも取り上げられてて、『代表の食事をつくるすごい料理人』という認識でした。この方が福島県南相馬市のご出身で、代表専属じゃなく普段はJヴィレッジ食堂の料理人として頑張っておられたとは。
この本は、東日本大震災当日からブラジルW杯前までに西さんに起こった事や取り組みが記されています。
Jヴィレッジで勤務の合間の休憩中に震災に遭い、避難してきた人たちに炊き出しをし。数日後に放射能の問題でJヴィレッジを後にしなければならなくなり。家族を捜し出し、一旦は東京に移り、新しい仕事を始め。…数か月したところでこの方は、Jヴィレッジで寝泊まりする原発作業員に温かい食事を提供したいと、またJヴィレッジに戻ってきました。
詳しい内容は書ききれませんが、迷いながら、不安をたくさん抱えながらも自分の腕で人を元気づけようとするこの方の志、行動力、人望に尊敬の念を抱きました。この本を通して、今も人の為に身を粉にして頑張っている方が被災地にはたくさんいらっしゃることにも改めて気付かせてくれました。

震災後のニュースで、Jヴィレッジの芝の上に汚染された防護服やビニールなどがどんどん積まれている映像を見ました。そのたびに胸が苦しくて…。日本サッカーの、夢と希望と理想を詰め込んだ施設だと思っていたから。それがもう、この先何十年も使用出来ないまま老朽化していくのかと思うと、辛くて悲しくて。現在は、東京オリンピックの合宿拠点にすることを目標に動き出しているようです。少しずつ回復に向かう状況を知ることが出来ました。

自分の人生観や非常時にどうするかということも改めて考えさせられました。子どもが生まれる前に、読めてよかった一冊です。

池井戸さんの本。

半沢直樹の作者、池井戸潤さんの別作品を読みました。

『民王』 お気に入り度:◎◎
これは政治モノでした。自民党が惨敗した、あの直前ぐらい首相がコロコロ入れ替わっていた時期をなぞった話。
首相と、首相の息子(勉強出来ない)の脳波が入れ替わっちゃって、国会答弁で漢字を読み間違う首相、就職活動で面接官に説教しちゃう息子。。「オヤジちゃんとやってくれよ!」「お前こそロクに漢字も読めないのか!!」ってドタバタしながらも、お互い相手の立場をとおして物事を見た結果、忘れかけていた大事な気持ちを取り戻していく…。
まず、入れ替わり話はもういいわ~って感じ。入れ替わった結果、お互いの気持ちが良い方向に向かっていくことも、もう想定内というか。入れ替わった原因とかも、ちょっと惹かれない感じ。
だから、面白く無いなと思ったんですけど、それでも中盤以降はどんどん話が展開していき次々と読めてしまった。面白くなくてもとりあえず読ませちゃう迫力や読みやすさはあったのかなと思うから、◎ふたつ。

『空飛ぶタイヤ』 お気に入り度:◎◎◎◎◎
運送会社のトレーラーが走行中、タイヤが外れる事故が起こった。外れたタイヤは歩道を歩く母子に当たり、母親が死亡。事故の原因は車の整備不良と考えられ、この弱小な運送会社の社長は容疑者となり、会社は捜索された。取引先からは仕事を引き上げられ、銀行からは融資を断られ、子どもは学校でいじめられ、社員は辞め、、、。けれど、どれだけ調べても車は新しく整備が万全であった証拠もあり、社長は一人、事故の真相を探り始める。結果、車自体の不具合の可能性が出てくるが、車を製造した大手自動車メーカーは取り合わず、不具合の証拠はなかなか手に入らない。徐々に真相に迫る社長と、着々と証拠隠滅を図る大企業。事故の原因を突き止めることは出来るのか…。
もう、読んでて白熱。文庫上下巻、取りつかれたように読み切った。主人公の社長には事故が原因で公私とも辛いことがたくさん起こるのですが、何とか折れずに目的に向かって進む姿を応援したくなるし。大企業の性根の腐った役員は憎い。不正に気付いた大企業社員の、自己保身で揺れる心。残された遺族の涙。本気で感情移入してしまった。
登場人物が多いんですが、混乱すること無く頭に姿が浮かぶ位、人物描写が巧すぎ。作り話の薄っぺらさや都合あわせが一切なくて、現実に起こった話なのかと錯覚する位ストーリーにリアリティもあって。
小説に関しては、半沢直樹よりこちらの方がぶっちぎりに面白かったです。ドラマ化したら面白いかなと思いましたが、ストーリー的に民放ではできずWOWOWで放送されたことがあるとのこと。
いや~、めーっちゃ、面白かった!

体幹トレーニング20.

本の紹介というかなんというか…。

『長友佑都体幹トレーニング20』
先日受けた健康診断で、両手足の筋肉は多めなのに体幹の筋肉は標準以下という測定結果が出て傷心だったので(笑)。体幹鍛えるで~と、どうせ買うならサッカー選手の買っとくか~と。
長友のトレーニング論ぽいのとか、体幹トレ始めた頃の話とかも軽く文章が載っていますが、あまり読まずにさっさと筋トレ。
様々なストレッチ&体幹トレ方法が載っていて、ダイエット、お腹凹ます、腰痛解消、姿勢良くするなどなど8つの目的別にどのトレーニングをチョイスすれば良いか分かるようになっています。一つの目的を選び、そのコースのトレーニングを週3~5回行うと良いみたいですが、私は『ダイエット』『ブレない体』『疲れない体』の3コースと欲張り、日替わりでどれか一つのコースを行っています。
やり始めて2週間。以前からジョギング前に腹筋背筋やってたので、筋肉痛にはならなかった。けど朝に体幹トレやると、その後1日中お腹の緊張が続く感じがします。力抜いてても、ちょっと引き締まってる感じやし、鏡で見るとうっす~らと筋肉の存在を確認できる。現状は1日サボるとすぐに主張を取り下げるヤワな腹筋様…。
体重と体脂肪は変わってないけど、やり始めてすぐにお腹まわりはちょっと締まったと思う。ジョギングへの影響は、今のところ無し。体幹やり続ければ、走りも安定するのでしょうか。
難点は、各1コースやるのに20分位掛かること(私だけ?)。結構たいへん。それと、長友がモデルでやり方の写真が載っているのですが、上下黒の衣装で、横からの写真だと左右どちらの足を前に出してるのか分かりにくい。右手と右足なのか、右手と左足なのか…と真剣に写真を見ても判別できない。DVDもついてて、それ見ればバッチリなんですが、やり方の紹介だけでさっさと進むのでDVDと一緒にトレーニング出来る訳でもないし、イチイチ見るの面倒なのよね。
ま、長友の体の説得力で千円、目的別にも鍛えられて、良い本買ったな~と思ってます。

『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』 お気に入り度:◎◎◎
例の半沢はんの小説版、そろそろブームが冷めてきたのか図書館にありました。
ドラマの方が原作より面白いって、初めて!!!
とにかくこれが感想。どんなに面白い小説でも、映画やドラマが原作を超えたものは見たことが無かった。だからドラマ化・映画化って嫌いやし、ガッカリしたくないから好きな小説が映画やドラマになっても見ないようにしていた。
でも、この話は例外。ドラマが上でした。
もちろん小説も面白かった。けど小説では、銀行の専門用語が難しくて理解し切れなかったり、行内の雰囲気を想像しにくかったり。登場人物も多いから、だんだん誰が誰かこんがらがってくるし。ドラマだからこそ、素人にも分かりやすく伝わったのだなと。
話やキャラクターの誇張も、めちゃハマッたんやな。あのドラマつくった人天才やなと思う位、小説の面白さを飛び越えたドラマだったのだと読んで分かりました。
あとは『花の~』小説、主人公は半沢だけじゃなく、半分は同期の近藤の話でした。ドラマ以上に切なくてリアルで努力して…働いている人で近藤の話にグッと来ない人は居ないんじゃないかと思う位の内容。この部分だけは、小説で読んだ意味があったかな。
そんな訳で、この方の別の小説を読んでみようとは思わないかな。それよりも、またドラマ化してくれるのを待とうかなと思います(笑)。

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Author:かな
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