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初奥田英朗。

『我が家の問題』奥田英朗 お気に入り度:◎◎◎
作者の名前と数作のタイトルは聞いたことがあったけど、奥田さんの作品を手に取ったのは初めてでした。これも妹に進められて。『奥さんがマラソンに挑戦して、それをきっかけに家族が一つになる物語があって、感動した~』とのことで。その話がこの本に収録されていました。
様々な家庭の問題を描いた短編が6作品収録された、この本。
・もしかして夫は仕事が出来ないのでは?と気付いた奥さんの話。それはとても辛いことで、夫の様子を伺ったり将来を不安に思ったり悩んだ末…心を込めて毎日お弁当をつくることにした奥さん。同じお弁当を奥さんも自宅で食べて、自分も一緒に頑張るぞという決意だったのですが…奥さんのお弁当が夫の職場のOLに話題になり、仕事とは違う部分ですが少しずつ夫に職場での居場所が出来ていきそうな展開で終了。共感出来る部分も多く、展開にホッとした。
・売れっ子作家の夫。専業主婦の奥さんが、最近昼食後、いそいそとランニングに出掛けていくことに気付いた。以前はパートに出たり、近所の主婦仲間でワイワイしていたけど、どうも自分が有名になったことでその輪からも外され、以前は対等だったのにいつの間にか意見も言わなくなり…と、自分の影響で変わらざるを得なかった奥さんに思いを遣るようになり。出版社のコネで東京マラソンの出場権が手に入り、奥さんが出場することになった。思春期の息子2人も母を応援するようになり、本番まで家族はマラソンの話題で持ち切り。本番は家族で応援に行き、ゴール前で待つ家族の元へ、奥さんがついに辿りつく…。マラソンファンとして、感情移入して楽しめた話でした。
他にも、手を尽くして夫を世話する妻が重くて帰りたくない新婚夫の話、両親が離婚寸前であることに気付いた娘の話、突如UFOにのめり込み毎晩交信していると真剣に話す夫の話、お盆に相手の実家に帰ることを負担に思う新婚夫婦の話、が収録されていました。
全て読みやすく、シンプルで読みやすい印象。この人の本、何冊か借りてみようと思いました。

『どちらとも言えません』奥田英朗 お気に入り度:◎◎◎◎
ナンバーに連載していたらしい、短編のスポーツコラム。独自の視点で、野球・サッカー・相撲・学生スポーツなどなど様々なテーマで斬ったり讃えたり。
その中で、『なぜ日本は野球が得意でサッカーが苦手か』を考察したコラムがとても面白かった。曰く、日本人は世界一順番を守る。だから奪い合いは苦手である。だから、攻守の順番・打順・自分が守備をする場所等細かく決められた野球は世界一得意なのだ。そして相手と奪い合いや場所取り合戦をしなければならないサッカーは苦手。なるほどな~と。
南アフリカW杯に関する記事も何点か。どれも代表や岡ちゃんをけなしてるので、真剣に見守り応援してる身としてはムカッとくる箇所もありました。
他にも面白い視点での記事が、たくさん。もう図書館に返しちゃったので、ピックアップ出来なくて残念。スポーツ好きには、読む価値ありです。

走る食べ方。

「走る」ための食べ方 お気に入り度:◎◎◎◎◎
図書館で借りた、ランナーのための栄養学。食べ物がどのようにエネルギーに変わるか、栄養素とその働き、ランナーに必要な栄養、食事の取り方などなどが分かりやすく記載されています。
ランナーが日々の食事で心掛けるのは、炭水化物・たんぱく質・野菜・乳製品・フルーツの5種を毎食摂ること、とのこと。それと、ビタミン・鉄・カルシウムを意識して摂ること(汗で流れ出るから)。
うんうん、勉強になった。
本の中では、上の食事バランスを意識しつつ練習に励んで、大きく体重ダウンした例とか載ってたんですけど。毎食上記の食事してたら、私ぜったい太る気がする~(笑)。そして毎食、乳製品とフルーツは結構難しいぞ…。でも、必要な理由は理解した。
京都マラソンまでは、気持ちよく走る為の食生活をしようと思って。とりあえず朝走った日は、走った後30分以内に無脂肪ヨーグルトとフルーツを食べる(筋肉になる??)。今までよりご飯(炭水化物)は多めに摂って、おかしと甘いものは2月までガマン!たんぱく質と野菜は今もバランス良く摂れてると思う。
あとは、走る前に筋トレすると体脂肪が燃えるらしいので、実践してみる。
走りだして、食べた物が自分の体をつくっていると実感しています。なので、まずは3カ月程、走るための食生活を送ってみるとします。
この本、もうすぐ返却期限。買おうかな…。

つるかめ助産院 小川糸 お気に入り度:◎
妹が、泣いた感動したと言うもんで、借りてみた本。
主人公は、旦那が失踪して傷心の旅に出た20歳そこそこの女の子。辿りついた南の島で最初に声を掛けてきたおばさんが、島で助産院をしている「おかあさん」。そこの助産院で主人公も妊娠している事が判明、助産院で働く人たちや環境に惹かれて主人公もそこに住み、助産院を手伝いつつの妊婦生活。そこでの生活の過程で主人公が成長していく様子、様々な出産の様子などが描かれているのですが…。人々を惹きつける「おかあさん」のキャラに好感が持てない、な~んか薄っぺらで説得力が無い。となると、「おかあさん」を中心に広がるこの話も面白いとは思えなかったです。壮絶だったり神秘的だったりする出産シーンが、きっと子どものいる妹には、自分のことと重なって感動的だったんだろうなー。

鈴蘭 東直己 お気に入り度:◎◎◎
『探偵はバーにいる』シリーズ作者の、別シリーズの新刊です。最近、この方の本が図書館に続々入荷してて、借りるのに大忙し(笑)。『探偵』シリーズが面白すぎて、別シリーズにこの本で初めて手を出しました。
別の人間が主人公ですが、こちらも北海道の探偵モノ。緻密に練られたストーリー、情景が自然と浮かぶ描写、もう、この人の本で面白くないとかありえないんやなーと。こっちのシリーズの探偵の方が、ヤバい世界に首突っ込みすぎて暴力でボッコボコにやられたりしないっぽいし(『探偵』シリーズはほぼ毎回死にかけてる…)、奥さん子どもとの温かいやりとりもあり、心臓には良いかも(笑)。
『探偵』シリーズともリンクしてて、途中チラッと『探偵』ぽい人も登場してたし、別の本では『探偵』シリーズの事件の続きが読めたりもするらしい。もしかしたら、『探偵』にこっちの畝原が出てたりもするのかも。
とにかくこの作者は素晴らしい実力者なので、こちらは手放しに本の世界にのめり込み、1冊読み終わるまで幸せな時を過ごせば良いだけ。評価が◎3つな理由は、きっと、もっと面白い話もありそうやから。期待して、いまはこのシリーズの最初の話「待っていた女・渇き」を読んでいます。絶対に面白いと約束されてる、この方の未読の本が何冊もあるだけで、生きる希望が湧いてくるってもんです(言いすぎ?)。

今回は先走りなテーマの読書。

最近読んだ本~。

『マタニティ・グレイ』石田衣良 お気に入り度:◎◎◎◎◎
仕事バリバリで子ども嫌いの既婚女性が偶然妊娠しちゃって、そこからの葛藤とか気持ちの変化とか~そして出産、というお話。
この本は、かなり良かった。この作者の本何冊か読んでますが、ブッちぎりに私は好き。子ども別に特別好きって訳でもないわーってところとか、夫婦二人だけでも幸せにやっていけるやろって考えとか、主人公に共感出来る部分が少なからずあるからかも知れません。
そして、お腹の子どもに対し愛情が芽生えていく過程も、強引じゃなく、なるほどなぁ~と思える自然さと速度で描写されていて。愛情が芽生えてからも、この子が産まれたらあんなこともこんなことも出来なくなるなーと失うものの多さにゾッとする主人公になぜかホッとしたり。妊娠・出産て誰にとっても無条件に幸福で子どもを望むのは人として当然のことなのでございますわよ!みたいな押しつけがましさが無く、それでいて妊娠・出産もいいものかもな~と温かい気持ちになれる本でした。
現状私は子どもがおらず、欲しいのかどうかも現時点では微妙です。仕事で子どもとたくさん接しますが、かわいい:面倒の感情比は半分半分。そんな自分が終始愛情を持って育てられるのか、自信も無ければ責任の重さも考えただけで恐ろしい。更に旦那の両親のお世話(後期高齢者なのです…)との両立、仕事と実家の世話でほぼ家に居ない(≒子育てに参加できない)旦那、…不安しかないというか、欲しくないから不安要素ばかり思いつくのか。
私にはこのような事情があり、まだ決断出来ていない。子どもが居る人も欲しい人もいらない人も、それぞれの事情の中でそれぞれ決断して道を選んでいると思います。それで良いと思うのですが…。
なぜ、一定の年齢以上の主におばさん、結婚することと出産・子育てすることが当然であり一番素晴らしいと押しつけてくるんですかね~。それを経験してる方が偉い、みたいな。結婚してみてまだ1年半ですけど、ぶっちゃけ結婚を100%はオススメ出来ませんよ(旦那の親がらみが大変)。何なんやろうああいう人たち…。
と、後半はグチっただけですが、この本は良かったです。子ども居ない人が読むほうがいいかも。

『ハピネス』桐野夏生 お気に入り度:◎
これは、高級マンションのママ友同士のしがらみの話。
何かの雑誌でこの本が勧められてて、あらすじ読んで面白そう!と思ったのですが…。
ママ友同士のあれこれは、あー分かるわ~(苦笑)って部分もあり、ひやかしのような怖いもの見たさのような気持ちで読めたのですが。
そこから、主人公がママ友とのつながりに固執せずパートに出たり、旦那との関係を修復しようとする気持ちの変化が…過程がすっぽり抜けて急に立派な人みたいになっちゃって…納得も共感も出来ないなーと。腑に落ちない、正直面白いとは思えない一冊でした。
とりあえず私の怖いものは、①地震 ②ゴキブリ ③ママ友 である。

キャプテンの履歴書。

『Jの履歴書』 お気に入り度:◎◎◎◎◎
川渕キャプテン著の、川渕さんの生い立ち&Jリーグのまさに履歴が記された本。お気に入り度満点。
前半の、川渕さんの生い立ち部分を読んでる時は、正直興味無いし忍耐が必要で、途中から流し読みに変更。この本、あんまり…?との疑念を抱きつつ進めていくと、川渕さんが古河に就職してJFLをプロ化するぞ!って話になってからJファンは喰いつかずには居られない内容に。
プロ化への動き、開幕して2年間のバブル、その後の急降下、持ち直し…。代表の話も結構あって、ドーハの悲劇から岡ちゃん、トルシエ、ジーコ、オシムさんが倒れられて再び岡ちゃんを任命した辺りまでの話。
Jリーグを好きやけど、Jリーグの生い立ち(?)についての知識は全く無かった私。高い理想と多くの努力があって、今の健全で地域に根差した良いリーグが出来上がったんやなぁと、川渕さんや当時努力された方々に感謝感激しまくりました。
ナベツネとの対立の話もかなりのページ割いてて、こんなにモメてたんかぁ~と(苦笑)。プロ野球を反面教師にして、規則を作った部分も結構あるみたいです。
代表関連では、ジーコ時代のヒデの不満に関する話とか興味深かったです。他の代表主力と不仲っぽかったけど、お互い歩み寄ってたらもっと良い試合を観られたのかな~とか。私が観てた中では、ジーコジャパンが一番つまらなかったし、もっと出来たんじゃないかって無念がある。
本当に、Jリーグは高い理想と信念を持ってつくられたリーグやと分かるし、より一層愛おしく貴重な存在に感じられました。ファンの方にはかなりオススメです。

主審様の告白。

ガンバとヴィッセル降格決まってしまいましたね…。
J1で来季も見たかったっていうショックと、来季対戦しなきゃいけないのかっていうショックと、両方。

最近読んだ本。
『主審告白』家本政明 お気に入り度:◎◎
家本さんの、俺ってこうなんだよね、俺ってこんな苦労しててこんな人気者で、俺って俺って…って話を、家本さんの話し言葉でまとめてる本。
序章は2008年ゼロックスでのジャッジが問題として取り上げられてしまった話からスタート。読んですぐ、あーあの試合か、曽我端が止めたのに2回もPKやり直しになって、カードもいっぱい出て、サンフレが優勝したけど「あの判定が無ければ鹿島だったかも」とか思うような、観てる側は審判への不信感がいっぱいになった試合。
あの試合の家本さん目線での説明、サンガに居た頃の事から最近までの家本さんの経験、審判や試合や選手に対する考え方が書き記されています。
29Pぐらいまで読んで、俺って俺って自慢にもう胸やけがして読むのやめようかと思いました。こいつ嫌いやーって正直思いました(笑)。
でも読んでいくと、色んなJリーガーと関わった話や、選手がファウルしてしまう心理、審判目線から見た選手など、サッカーファンにとって興味深い話も出てきて。あとは、審判目線から試合を観たこと無かったので、新しい目線の話を知ることが出来たかなーと。
サンガ時代の話も、自慢話半分、カンジョとかカズさんとか、当時の選手の興味深い話半分て感じでした。
審判目線で語られる面白さと、家本主審のアクの強さと、両方感じた本でした。

『ブラックペアン1988』海堂尊 お気に入り度:◎◎◎◎
バチスタシリーズ全部読んできましたが、あのシリーズと同じ舞台での数十年前の話。バチスタで高い地位に居る人たちが、この本ではまだ若手~中堅の存在として登場します。
医療系の専門用語も多くて難しいかと思いきや、用語無視しても理解出来て入り込めるようにつくられています。登場人物も個性豊かで、ストーリーも分かりやすいけど決して単純ではない。
先日感想書いた探偵シリーズとこのバチスタシリーズは、どれ読んでも本当外れなしです。

次は、川渕三郎キャプテンの本でも読んでみようかな…。図書館で、主審告白の隣にあったのよね…。

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Author:かな
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